光と闇

繊細な女の子が繊細なままで生きていられるせかいになってほしい。どうしてひとは大人になるにつれて強く図太くなってゆかないと生きてゆけないの?という疑問をずっと持ち続けていたい。

 

一方で私は、ルドンのように闇を知りながらも花というひかりによって色づいてゆくような、そんな、そんな、ふうな、せかいを望んでいる。

 

繊細な感性をひとつも殺すことなく昇華させてゆくような感覚にとても憧れがある。

 

精神病患者と健常者の共生について。

薬もひとも、せかいも、少しずつでも、ひかりの方へ進んでいって欲しいと願うばかりだ。

 

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オディロン・ルドン青い花瓶の花々」1904年頃